チカチカのゴルフオイオイ話

東京のおばちゃんゴルファーがゴルフにまつわるオイオイな話を綴ります。海も好き。温泉も好き。

ゴルフ昔話 -ゴルフスクール探しが始まる(2011年)

(これはゴルフスクールを探し始めたころの話です) 

 

2007年に初めてゴルフレッスンを受け、1年ちょっとでおじいちゃん先生のレッスンを受けるのを辞めた。

 

あんまり上達している気もしなかったし、ケガもしたし。

 

ゴルフは、楽しくラウンドしながら、ラウンドは月に1回くらいなものの、年に数回100を切ることができる、そんなものだろうと思っていた。

 

数年間はそんな感じで、会社の管理職ゴルフコンペは年に2回くらいで必ずビリだったのは悔しかったけど、ワタシがゴルフをすることを知って会社のおじさんたちが結構声をかけてくれるようになったり、ウチの父ちゃんと2人で行くこともあり、いろんな所へラウンドに行っていた。行ったことのないゴルフ場に行くのは楽しかったし、あちこち旅をするのも楽しかった。

 

しかし、2011年に出た会社のゴルフコンペを機に、私はますますゴルフにはまることになる。

2011年は、震災もあった。いつ何が起きるかわからないと思った。

健康なうちに、元気なうちに、やりたいことにトライしていこうと思った。

 

そのコンペは、70人くらいが参加していて、うち女性は5~6人。この日のスコアは109だったけど女子の部ベスグロで商品をもらった。

しかし私は全く不満だった。ドライバーがちゃんと飛ばなかったのだ。ドライバーが飛ばないと女子1位でもこんなにつまらないのかと思った。それに、レディースティーはレギュラーティーと全然距離が違う。なんだかおみそ扱いされているみたいで、私も白Tからやりたいなあと思い始めていた。管理職ゴルフコンペで、万年ブービーメーカーというのも何とかしたいと思い始めていた。

 

もっとうまくなりたい、と思った。

 

 うまくなりたいと思ったのにはもうひとつ理由があった。会社のおじさん達にあちこち連れて行ってもらっているうちに、いわゆる名門と言われるコースに連れて行ってもらう事もあったのだが、そこで嫌な想いをする事があったのだ。名門なんだからコースは綺麗だし私も緊張して、そそうのないようにマナーにも気を付けているつもりなのだが、曲者が結構いる。いる、というかいらっしゃる。

それはキャディさんだ。

女性で赤Tから打っている私のような下手な人間に対して、キャディさんがものすごく冷たい、というか、怖い時があったのだ。ある時は無視され、私のクラブなんて持ってきてくれない。残りヤードも教えてくれない。確かに私1人、何本もクラブを持ってみんなとは違う方に走っている事も多いのだが、グリーン上でのラインも聞いても教えてくれない。下手だから面倒くさいのかもしれないが、女性は女性に厳しいのだと思う事が何度もあった。アンタみたいな下手くそが来るところじゃないのよ、と言われている気がしちゃうのだ。だからこそ余計に思った。もっとうまくなりたい。ちゃんとした所で馬鹿にされずに堂々とプレイ出来るようになりたい、1人前に扱ってもらえるようになりたい、そう思った。

 

おじいちゃん先生に懲りてやめたレッスンだったが、この先ゴルフを続けるならもう一度やり直さねば、と思った。

そこで私はまたまた、もう一度ちゃんとゴルフに取り組もうと決めた。すでに40代後半になっていた。

この時すでに息子も大学生で殆ど家にはいなかった。ウチの父ちゃんも一緒にゴルフするけど、釣りが趣味なので週末家にいない事が多い。習うなら週末だ。土曜日の夜とかいいかもしれない。

 

始めに、情報収集をしようと会社にいるゴルフ好きの人達に良いスクールはないか聞きまくった。

 

ゴルフのうまいおじさんが言う。

「絶対に若いコーチがいるところがいいよ。今はね、道具も全然違うから、打ち方もどんどん変わっていく。若いコーチの方が新しいことをよく知っていることが多いんだよ」

なるほど。(ワタシの脳裏にかつて習っていたおじいちゃん先生が浮かんだ)

別の人に、ゴルフ5のスクールが良いと教えてもらったのでネットで調べると、当時東京でやっているのは西葛西だけだった。西葛西まではちょっと通えないなあと他にもいろいろ探した中でひとつ目に留まったのが、家から電車で2駅のところにある、ゴルフショップが併設しているスクールだった。私が久しぶりにゴルフを再開する時にクラブを買ったショップだが、昔は某メーカー主催のスクールをやっていた気がするが、別のスクールになっていた。何ですかこれは?と思い聞いてみると、ゴルフだけでなく、体のコンディショニングもしてくれるらしい。月曜日から日曜日までレッスンがあると書いてあった。ここなら通えそうかも。

 

そして2011年9月のとある土曜日の晩に、私は見学に行った。

この時は、まさかそれをきっかけにその後生活が大きく変わってしまうほどゴルフにはまってしまうとは思ってもいなかった。

 

 そこは1階と2階がショップになっていて、3階がスクールになっていた。3階に上がって行くと、打席は6つ。シミュレーターがひとつ入っていて、コンディショニング用にベッドが2つ。その他バランスボールとか練習器具も置いてあるしゴルフクラブ、シューズも沢山置いてある。更衣室も比較的大きくて綺麗だった。

 

土曜日の夜は人も少なく、私はソファに座ってレッスンが始まるのを待っていると、まもなくインストラクターとおぼしき男性が2名ほど現れる。2人とも若そうだ。

「せっかくだから打ってみたらどうですか?」とインストラクターらしき人がゴルフクラブを持って私の近くに現れた。私は全然そのつもりもなく支度も何もしていかなかったので、見ているだけにした。

声をかけてきたのは、どう見ても若そうな、恐らく20代後半くらいの男性で、髪の毛が長く、黒いシャツを白いスラックスにインしたゴルフウェアスタイル、いかにもちゃらちゃらしてそうなお兄ちゃんだった。ん?この人インストラクター?派手で遊んでそうだなあ。大丈夫かなあ。最初の印象はそんな感じだった。

 

しかしレッスンが始まると、雰囲気は明るくて、なんとなくゆったりとした空気が流れていた。みんな楽しそうだし、フレンドリーだった。

ここならいいかもしれない。なんとなくそう思った。

見学の翌週、体験レッスンを経て、新しいゴルフスクールに入会した。

 

 

 

 

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