チカチカのゴルフオイオイ話

東京のおばちゃんゴルファーがゴルフにまつわるオイオイな話を綴ります。海も好き。温泉も好き。

ASKA featuring DAVID FOSTER ーAOR音楽の話(デビッド・フォスター来日)

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こんにちは!

3月最終日になってしまいました。

3月はイベントが多かったので色々書きたいなあと思いつつ、記事のアップが全く追い付いておりません。

 

3月16日に、横浜のぴあアリーナMMへ行ってきましたので今回はそのお話を。

長文で、ゴルフに関係ない話なので、音楽に興味のない方はどうぞスキップしてくださいませ。

 

行ったのは、「ASKA featuring DAVID FOSTER」コンサート。

コロナ禍になってから、コンサートは軒並み中止になるし、ミュージシャンの訃報も相次いでいる。

 

コンサートは行かれる時に行っておこう!

そこにこのお知らせが届いたのだった。

DAVID FOSTERが日本に来てASKAのコンサートに出演する。

これは行かねば!とプラチナチケットを申し込んだ。

 

ワタシのお目当ては、DAVID FOSTER。

(決してASKAが嫌いというわけではなく、よく知らないだけです念のため)

 

デビッド・フォスター(DAVID FOSTER)

AOR音楽にはまった理由も、AORのミュージシャンの中で一番好きなのも、この方。

プロデューサーとしても、作曲家としても、プレイヤーとしても、とにかく多くの作品を出している。

ワタシにとっては、AORの神様のような存在。

 

AOR

AORとは、アダルト・オリエンテッド・ロック(Adult-Oriented Rock)もしくはアルバム・オリエンテッド・ロック(Album-Oriented Rock)の略として使われているようだ。(参考ーWikipedia)

ワタシは中学生の時にトト(TOTO)が好きになり、高校生になってエアプレイ(AIRPLAY)を知り、

  • ペイジス(Pages)、アレッシー(Allessi)、ドゥービー・ブラザース(Doobie Brothers)、アル・ジャロウ(Al Jarreau)、シカゴ(Chicago)、ボビー・コールドウェル(Bobby Caldwell)、ロビー・デュプリー(Robbie Duplee)などのAOR
  • アース・ウインド・アンド・ファイヤー(EW&F)、リック・ジェームス(Rick James)、シェリル・リン(Cheryl Lynn)などのSOUL・DISCO
  • キッス(KISS)、クイーン(Queen)、シン・リジィ(Thin Lizzy)、フォリナー(Foreigner)などのROCK
  • ラリー・カールトン(Larry Carlton)やリー・リトナー(Lee Ritenour)のFUSION

など、いろんな音楽を聴いていたが、特にAORは大好き。これらの音楽を横断的にプロデュースしていたのもDAVID FOSTERの特徴かもしれない。

 

DAVID FOSTERといえば、エアプレイ(Airplay)

デビッド・フォスター(David Foster)とジェイ・グレイドン(Jay Graydon)によるバンド、エアプレイ(Airplay)。そうそう、もちろんJay Graydon様も大好き。

 

たった1枚のこのアルバムは、日本での評価が高かった。

AORの名盤であり、ワタシもいまだに時々聞いている。

このアルバムの中でいうと、

”Nothing You Can Do About It” は、マンハッタン・トランスファーへ、

”After The Love Is Gone” は、アース・ウインド&ファイヤーへそれぞれ楽曲提供しているものだ。

参加ミュージシャンも豪華で、TOTOから3人(ドラム:ジェフ・ポカロ、ギター:スティーブ・ルカサー、ベース:デビッド・ハンゲイト)、レイ・パーカーJr(日本ではゴーストバスターズのテーマソングで有名だけど、”Woman Needs Love”や”Party Now”とか大好き)とか、ビル・チャンプリン(ChicagoのVo.)などなど。

そうだ、直接関係ないけど角松敏生が、このアルバムをパロって「EARPLAY ~REBIRTH 2」というアルバムを出している。

 

他にもDavid Fosterは、オリンピックで使われてた ”Winter Games”、

マイケル・J・フォックス主演の「摩天楼はバラ色」に、内に使われた ”Water Fountain”

など、オリンピック、映画、ミュージシャンへの楽曲提供やプロデュースが本当に凄い。

 

DAVID FOSTERの関わっているアルバムや楽曲

今までの活動が沢山すぎて書ききれないが、DAVID FOSTERがプロデュースしたり参加しているアルバムや歌で、とても好きなものとしていくつかご紹介。

ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)

”I Have Nothing”

映画ボディガードといえば、”I Will Always Love You”が有名でこれもDavid Fosterプロデュースなのだが、映画内でホイットニー演ずるレイチェルが歌う ”I Have Nothing”がとても好き。YouTubeとかで検索してみてください。

 

シェリル・リン(Cheryl Lynn)

”Got To Be Real”

これもDISCOでの定番、名曲ですね。1978年に発売されていたアルバム ”Cheryl Lynn” なので、え?これにDavidが?って感じかも。ワタシはCDとレコード両方持っていて、大切に保管。

 

ナタリー・コール(Natalie Call)

”Unforgettable ” 

ナタリーコール

写真は自前のCDジャケットから

アルバム ”Unforgettable”、お父さんナット・キング・コールとの親子デュエットにアレンジしたのすごい。

 

アル・ジャロウ(Al Jarreau)

”Morning”  

アルバム、”Jarreau”の1曲目が ”Morning”。何かのテーマソングにもなっていたような。アル・ジャロウも既に亡くなってしまって残念。

 

ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)

”JOJO”、” Look What You've Done To Me” 

アルバム ”ミドルマン”から2曲。

AORの名盤としては”シルクディグリーズ”が有名なのだが、ワタシはこちらが好き。

シルクディグリーズはこちら。

 

リー・リトナー(Lee Ritenour)

アルバム ”RIT” 

LEE RITENOUR_RIT

これも自前のCD

これも名盤ですな。大好き。 アルバムの中では”Is It You”がお気に入り

 

ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)

”Heart To Heart” 

ケニー・ロギンスはトップガンのテーマソング ”Danger Zone” があまりに有名なんだけど、それ以前に出しているこちらのアルバム ”High Adventure” が好き。

1曲目にジャーニーのスティーブ・ペリーと歌っている ”Don't Fight It” が入っていて、”Heart To Heart”はマイケル・マクドナルド(ドゥービーのVo.)のコーラスだったりで、名曲揃いだと思っている。

 

ビル・チャンプリン(Bill Champlin)

アルバム ”Runaway”

ビル・チャンプリンはシカゴのボーカルでもあったが、シカゴのボーカルはピーター・セテラが有名だったので知らない方も多いかもしれない。
ビル・チャンプリン名でいくつか出しているアルバムはどれも好きなのだが、中でもこの”Runaway”が一番好き。
 

パティ・オースチン(Patti Austin)

アルバム ”Every Home Should Have One” 

PATI AUSTIN_CD

これも自前のCD

プロデュースはQuincy Johnesで、シンセサイザーにDAVID FOSTERやTOTOのメンバーが参加。このアルバムも大好き。DISCOの定番曲、”Do You Love Me”が1曲目。

 

日本では、

竹内まりや  アルバム ”Miss M”

キーボードがDavid Foster、ギターがJayGraydonにSteve Lukather、バックコーラスにBill Champlin、ドラムはJeff PocaroでベースはDavid Hungateと、豪華メンバー。日本側にはもちろん山下達郎様の名前も。

他に、松田聖子の ”抱いて”、河合奈保子への楽曲提供も。

 

1994年 DAVID FOSTER日本公演

DAVID FOSTERは1994年に来日した時に初めて見に行った。

JTスーパー・プロデューサーズという、プロデューサーにフォーカスしたコンサートの第1回目がDAVID FOSTERだった。(2回目は誰だったか記憶なし)

このコンサートに行った時には、デビューしたて(?)のセリーヌ・ディオンが出演して歌う姿を見て、そのパワーに圧倒されたのを覚えている。

調べたら、この時はジェイ・グレイドン(Jay Graydon)も、ピーボ・ブライソン(Peabo Bryson)もやってきていたようなのだが、ワタシ全然記憶なくて・・・苦笑。(YouTubeでチェックした)

 

コンサート会場は横浜 ぴあアリーナMM

前置きが長くなった・・・ついついAOR病が・・・すみません。

桜木町から歩いて、ランドマークタワー方面へ徒歩8分くらいのところにあるぴあアリーナMM。

途中、懐かしい風景が現れたので思わず撮影。

横浜みなとみらい

横浜みなとみらい

我が家はムスコが3歳から13才まで神奈川県に住んでいたので、横浜や桜木町方面へは買い物や食事に来たりしていた。

 

ぴあアリーナMMにて

コンサート会場は、ほぼASKAファンだったと思う。

ワタシはとにかく静かにおとなしくDAVID FOSTERの出番を待とうと思っていたが、オープニングから ”SAY YES”だったり、”はじまりはいつも雨” とか、日本の楽曲に疎いワタシでさえ知っている曲がいくつもあったので、楽しめた。

ASKAの声、とてもよかった。

 

待ちに待ったDAVID FOSTERの出番では、

  • ”Love Theme From St. Elmo's Fire(セント・エルモス・ファイヤーのテーマ)
  • Chicago  ”Hard To Say I’m Sorry(素直になれなくて)”、”You’re The Inspiration”
  • Whitney Houston ”I Will Always Love You”
  • Peter Cetera  ”Glory Of Love”

など演奏。

圧巻だったのはASKAのお嬢さん(娘)である宮崎薫がセリーヌ・ディオンの名曲 ”To Love You More”を歌った。

これがまたレベル高くてすごかった。お父さん譲りの声量というのでしょうか。

ご参考までに、オリジナルはこちら。

そんなこんなであっというまに ”YHA YHA YHA”で盛り上がってコンサートは終了。

最後はスタンディングでノリノリになってしまった。

 

コンサートはおひとりさまもGOOD

久しぶりに行ったコンサートは十二分に楽しんだ。

やはり、生で見るのはよいなあ。

今後も、行かれる限りはコンサートに出かけようと思った。

 

ちなみにワタシは映画には1人で行くことが多いが、コンサートの1人は今回初めてだった。

いや、1人コンサート、楽しかったー。

昔は、ウチの父ちゃんを誘って行っていたんだが、大して音楽が好きなわけでもないウチの父ちゃんと行って、大体ケンカになっていたことを思い出した。

  • マイケル・ジャクソンの横浜スタジアムコンサートに遅刻してきた。
  • ドゥービー・ブラザースの日本武道館公演中、「タバコ吸いに行く」と言って出ていき、名曲を聴かなかった。
  • ホイットニー・ヒューストンのコンサート中に寝ていた。

今でも思い出すだけで腹が立つわーー。

 

うん、これからはコンサートもひとりで楽しもう!

 

AOR系ミュージシャンのコンサート会場で、ひとり絶叫している謎のおばちゃんがいたら、ワタシかもしれない。

 

ではでは

(本日も最後まで長文お付き合いいただきありがとうございました)

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