こんにちは!
今年の春、珍しいエビを父ちゃんがもらってきたので今回はお魚に関係するお話。
ウチの父ちゃんは釣りが大好き。1年じゅう、場所を変え釣物を変え、あちこちに出かけて行く。
ムスコが小さい時は家族で一緒に釣りに行っていたのだが、ムスコも大人になれば親と釣りにいかなくなり、ワタシもゴルフにシフト。
でも、ムスコが結婚して夫婦2人暮らしになってしばらく経ち、年に1回くらいはワタシもウチの父ちゃんに付き合って釣りに行くようになり、再び釣りの面白さに気づいてしまった。
正直に言うと、釣りは面白いのだけれど、ゴルフよりもお金も時間もかかるしゴルフよりも朝が早い(というか夜中に出て行ったりする)しハマると大変なので、ワタシは深入りしないようにしている。
ちなみに、昨年のGWに父ちゃんと行った新潟マダイ釣りではこんなん釣りました。
相模湾のより、浅い場所で釣れて、大きいんですよー。
ウチの父ちゃんは、若い頃は沖釣りだけでなく、渓流、磯、湖、などあらゆる釣りをしていたが、このところは専ら沖釣り。しかも狙うものが段々大きくなっていく。
そして、足繫く通うので船長さんとも仲良くなっていって、時々お土産をもらってくることも。
で、この間漁師さんから、珍しいものをもらってきた。
これ知っていますか?
手長エビとアカザエビ(スカンピ)違うの、ご存じでしょうか?
ワタシも間違えて認識していたのだが、イタリア料理屋とかで時々みかける「手長エビのグリル」「スカンピのグリル」と言われるものは、実は「手長エビ」ではなくて、海に住んでいる「アカザエビ」という種類のものだそう。
イタリア料理屋で出てくる「スカンピ」は基本的に輸入もので、国産のものはまず流通していないらしい。
また、「手長エビ」は、河川に住んでいるもので、川海老・カワエビの種類に入るそうだ。
今回ウチの父ちゃんがもらってきたのが、この、海に住んでいる「アカザエビ」(スカンピと呼ばれるもの)のほう。
そんなものが、国内で獲れることも知らなかったし、一緒に持って帰ってきたものをみてビックリ。
えーなにこれ?
こんなにいろんな種類のエビがいるの?
深海300mの神秘、だ。
見た事のないヤツがいたし、持って帰ってきた「アカザエビ」は、ワタシが今まで見た事がある「スカンピ」の1.5倍くらいの長さで4倍くらいの太さだった。
デカいー。なにこれーーー?いろんなのがいる。
何種類いるのかと数えれば、4種類。
右の2つはよく見る、甘えびとボタン海老のようなものだった。
そしてひときわ目をひいたのが一番左のヤツ。
もう初めて見る謎の形。
こいつ、ザリガニ?ヤドカリ?
見た目ちょっと気持ち悪いんですけど・・・・・
でも、漁師さん曰く、「コイツ(このザリガニみたいなの)が一番美味しい」だそう。
実際にゆでて食べてみて衝撃。
「めちゃ美味い!」
とくに、頭に入っているミソが、絶品!
もうーサプライズだった。
これなんていう名前なの?
ネットで調べて発見。
オオコシオリエビ(大腰折エビ)という名前だった。確かに、半分腰が折れていて裏側見ると、腰から下の部分が白色。名前は海老だけど、やはり種類としてはヤドカリに分類されるもよう。
見慣れないから謎すぎるし、見た目かなり気持ち悪く感じるんだけど、味は本当に美味しかった。身も美味しいんだけど、頭に比べて身が小さい!
確かに腰から下は、白くて裏側に丸まっている。
調べてみると、静岡あたりの漁港では時々売っているそう。地元では味噌汁などで食べられているらしい。
で、メインのアカザエビ、大きい(太い)ものは父ちゃんにお刺身にしてもらった。
(我が家では、釣ってきたお魚さばきはウチの父ちゃんが担当する)
聞けば、足が早いので、その日じゅうに食べないと生は無理らしい。
これがまた、美味しい。伊勢海老よりも美味しいとワタシは感じた。
今までに食べことがないような甘味とうまみ。
驚き。感動。
たぶん一生に一度お目にかかれるかどうかというものだと思う。
いやー、美味しかった。びっくり衝撃!
アカザエビの大きさ、わかるかな。黒いお皿、普通サイズの魚用のお皿で21㎝くらいあるんだけど、そこからハサミ部分がはみ出ちゃって、全長25㎝くらい。
かなりデカい。
我が家のエビ・海老・祭り。
ムスコ達家族も呼んで、エビ祭り。丁度、伊豆で買った生のワサビがまだ残っていたからよかった。
アカザエビは、他に、フライパンにオリーブオイルとニンニク、塩コショウで火を通し、パセリを散らして食べたり、そのまま焼いて食べたりした。
豊かな海に感謝
国内でに生息しているものでも、資源保護、規制、漁獲量、流通網、コストなどの関係で、市場に出回らないものも沢山あるのだと知る。
貴重なエビや魚たちを育ててくれる豊かな海に感謝して完食!
年々環境汚染も言われているので、海に行った時はゴミなどで汚さないように益々心がけようと思う。
ではでは
(本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました)